
藍で染めた衣類は戦国時代の頃から健康保持、疾病予防、解毒の作用が知られていて
ほかの染物と違い積極的に医療目的で広く使用されていました。
藍染の下着は保温に優れ体臭を外へ出しません。
さらに殺菌力にも優れていて皮膚病の伝染を阻止する作用があり
江戸時代の城下町ではその衛生上の効果が注目されて
城の近くに紺屋町(藍染め屋の町)を置いているところが多かった。
(NHK出版『日本の藍』より)
私が先生から聞いた話では江戸時代の宿場では入り口近くに藍のお風呂があり
そのお風呂に入らない旅人は宿泊させなかったそうです。
これは伝染病の予防で藍の殺菌力で防いでいたのだそうです。
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