怖い嫁と二匹のトラネコ 嫁に着物を作らされました。国から貰った一時支援金がこれで消えました。

ウチの怖い嫁の同僚が今月末に
結婚式を挙げるそうで
今時としては珍しく式に出席して欲しいと
お願いされたそうです。

その時は、コロナがこんな状況では
なかったのでウチの怖い嫁から
「着て行くものがないから着物をつくってくれ。」
とお願いされ、いろいろ考えたのですが
再来年から私が関わっている落語家たちが
続けて真打ちになるので披露パーティーに呼ばれるから
良いかと思って作る決意をしました。

御存知の方も多いと思いますが
私は数年前まで兄弟で呉服屋を経営していて
今も嫁より怖い姉が細々とやっています。
その在庫があるので着物自体は
お金はかからないのですが
着物の裏地や仕立て代がかかります。

そして１０枚ほどから選びましたが
嫁が「今回は５月だから単衣で、
真打ち披露のときは袷の着物だよね」
と恐ろしいことを言いだし、
１０枚の中から３枚を選び、それに合う帯も２本。
売っているときはそんなに思いませんでしたが
お客様側になると、「着物ってこんなにかかるのか」
という気持ちを痛感しました。

着物と帯もお金がかかっていたらゾッとします。

これにより申請していた一時支援金の
ほとんどがなくなりました。

まだ話があります。
今回は長いですよ～。

結婚式ですがこのような緊急事態宣言中なので
中止かと思ったら万全を期して開催だそうで、
お酒はもちろんなし、時間は一時間くらい。
だったら親戚同士でされたら良いのでは～。
その日はこのために早起きさせられ
「車も出せ」って言われています。
そしてしかも結婚される方は今月で
リストラされるってどういうこと。

もう一つ、先日、ウチの嫁は１回目のワクチンを
接種したのですが結婚式の前日が
２回目の接種日となり接種予定を遅らせたそうです。

さすがに嫁も「なんかねぇ、いろいろ言いたいことはあるけどねぇ」
とこぼしていました。
でも仕上がった着物見てると楽しそうだぞ。

画像が当日に着る着物と帯ですが
このように私がコーディネートしていたら
「君のコーディネートだと信用できないから
　お姉さんを呼んできて」
と言われ姉を呼び見てもらうと
「良い合わせ方だね」と言うのを聞いて納得。
「姉よりこっちの方が仕入れもコーディネートもしてんだよ。
　場数が違うんだよ」と言いたかったけど我慢我慢。

当日まで大変だ～。
早く終わってくれ～。

今日の音楽はそんな私の気持ちです。
ザ・フォーク・クルセダーズ『悲しくてやりきれない』
♪胸にしみる空の輝き
　今日も遠くながめ涙を流す
　悲しくて悲しくて
　とてもやりきれない
　このやるせないモヤモヤを
　誰かに告げようか♪

まぁ、嫁が喜んでいるから良しとします。