怖い嫁と二匹のトラネコ FIP検査を紅にしました。 多頭飼いしている方に読んでほしいです。

昨日予告した通り、
FIPについて久しぶりに書きます。
多頭飼いされている方にはぜひとも読んでほしい。
紅が調子が悪くなっので血液検査をしました。
浅葱が1歳の時にFIPを発症し、
もうすぐ二匹とも9歳なので紅も発症する恐れがあります。
(FIPのほとんどは1歳未満が多いのですが
まれに10歳くらいになった子も発症します。
これは免疫力が少ない子供や免疫力が落ちてきた大人ネコがなるようです)
浅葱がなったFIPウェット型の特徴の腹水が溜まる
兆候は見られなかったのですが念のため
ついでに検査してもらうことに。
ここで御説明を。
なぜFIPが気になるかというとFIPはウイルスです。
もっというと昨年から猛威を振るっているコロナウイルスです。
皆さん勘違いしないでください、
コロナウイルスではありますが人間には感染させません。
大丈夫です。
浅葱と紅は姉妹なので生まれてからずっと一緒です。
トイレも一緒、ご飯のお皿も別にはしていますが
食べあっています。
なので、普通の考えから云って紅も
もちろん感染していると思っていました。
そうそう、もう一つ御説明を。
FIPは感染しているからといって
必ず発症するわけではありません。
違う言い方をすると、感染している子のほとんどが
発症しません。
(発症の原因は解明されていませんが
ストレスだと今のところ言われています。)
病院の先生にも
「浅葱ちゃんがFIPを発症しているのだから
間違いなく紅ちゃんも感染しているでしょう。
それでも検査しますか?」と言われました。
私もそう思いましたが
こういうときでもなければわからないので
お願いしました。
もうお分りでしょうけどビックリな結果が。

ナント、紅はFIPに感染していませんでした。
先生も
「私はコロナを克服した子を見たことがないので
長年、発症した子と一緒に生活していて
感染していないこともあるなんて」と驚いていました。
多頭飼いをしていて一匹がFIPになると
本当にナーバスになりますが
浅葱と紅のように生活を区別していなくても
感染しない例もあるっていうことを知っていただきたい。
ご飯のお皿は別にすることと
トイレは一緒でもこまめに掃除すれば良いのかもしれません。
浅葱はネット上で奇跡のネコと言われていますが
(私がつけたわけではありません。勝手にそう呼ばれています)
これは奇跡の姉妹です。
実はこの病院は浅葱が最初にFIPと診断された病院です。
一か月以内に亡くなると診断はされ
結果的には赤ひげ先生のところに行き今があります。
でも良い病院なので恨んだりは全くしていません。
かえって感謝しています。
先生に
「浅葱がこの先また、FIPを発症することってあるんですか?」
と聞くと「FIPを乗り越えた子を初めて見たので
お答えできませんが発症しないとは言い切れませんよね」
と御返答。
そうなんです、FIPを発症するとほとんどの子が亡くなります。
私のこのブログを長年見てくださっている方は
もうご存知だと思いますが。
なので、先生の答えも対応も全く間違ってはいません。
いくつかの奇跡があって今この子たちは生きています。
で、紅ですがご飯を食べ始め
少しずつ元気になってきています。
相変わらず寝てばかりですけど~。

来月の血液検査で良い数値が出るように
頑張ります。
最後にFIPと戦っている方、
不安な気持ちは痛いほどよくわかります。
ウチの子たちのような例もあるので
諦めないで頑張りましょう。
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