『ぼくの伯父さん』 伯父さんの看取り

今回はちょっと重い話です。
昨年の今頃、私の伯父と
姉である私のズボラな母親との顛末を書きましたが
その伯父が11月に倒れ入院し
転院を繰り返し今は埼玉県の施設でお世話になっています。
伯父は結婚せず独身を貫き
塾の講師と家の一部をアパートとして貸して
生計を立てていました。
お金には困らず好きなものを買い
好きなものを食べて飲んで生きてきたようです。
そんなことで身の回りのことをする人がいないため
私と姉でやっています。
入院や転院、入居の手続きや
確定申告などやってきました。
ガンの告知もされていたので
ゴミ屋敷だった家の整理も半年かけて
済ませました。
前立腺がんということもあり
元気だし、まだまだ大丈夫だと思っていたのですが
7月下旬に急に歩けなくなり寝たきりとなりました。
脊柱から脊髄に転移したそうです。
そして先月から毎週、施設に行って話し合いをしているのですが
ケアマネジャーさんからは「看取りに入りました」、
担当医からは「覚悟してください」と言われています。
姉と一緒に世話をしていますが
呼び出されたときは母親と私なので
母親が高齢ということもあり
結局私が決めています。
血縁があるとはいえ
80歳の伯父の人生最後を私が決めてよいのかと
ここ1カ月半悩んでいます。
手術は出来ないし転院はもうしない、
伯父が気に入ったこの施設で長くは生きられないけど
ここで最後を迎えるという選択をしました。
親戚にも納得してもらいました。
会いに行くと苦しいのに
伯父はいつものように冗談を言って和ませてくれます。
何とか伯父が命を全うして
安らかに天国へ行けたらよいのですが。
ちょっと重い話になってしまいスミマセン。
こんな時こそ今日の音楽。
さだまさしさんの『いのちの理由』
♪私が生まれてきた訳は父と母に出会うため
私が生まれてきた訳は兄弟たちに出会うため
私が生まれてきた訳は友達みんなに出会うため
私が生まれてきた訳は愛しいあなたに出会うため♪
また明日、おじに会いに行ってきます。
スポンサーサイト