昨日、紀伊国屋ホールで猫づくしの会を見て来ました。

ネコ好き落語好きの私にはたまらない会です。
普通、寄席などでは同じようなネタはやらないのですが
今回は特別にネタをかぶせ
しかもネコのネタのみという会なんて
もうこのような会はないだろうという思いで見に来ました。
前座代わりの小太郎さんの『猫と金魚』から始まりました。
二つ目になってから初めて高座を聞いたのですが
テンポが良く、確実にうまくなっていますね。
やっぱり落語協会は若手がドンドン育ちますね。
そして市馬師匠の登場です。
三べん稽古についての長めのマクラから『猫忠』に入りました。
前半の軽い掛け合いから
後半の鳴り物登場まで凄い高座でした。
市馬師匠についてはいつも書きますがやっぱり声が良い。
中入り明け
私の大好きな『猫定』です。
さん喬師匠の『猫定』は落語研究会で見たことあるのですが
あの時よりも長めで内容が少し違うような。
今回のほうが良いです。
猫を懐に入れる所作や猫の鳴き声のタイミングは素晴らしい。
これ以上の『猫定』はないかもしれない。
それぐらい良かったです。
犬のネタはたくさんあるし
ネタ中にも犬は登場するのですが
ネコネタはあまりないし
『猫の災難』のように高座でよくかかるネタにはネコは登場しないので
こういう会はネコ好きには本当に楽しい。
さすが高田文夫事務所主催です。
帰りにウチの怖い嫁と今度は『猫定』を
三三師匠で見たいという意見で一致しました。
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