第五回こけし屋落語会、無事終わりました。


今回も大勢のお客様に来ていただきました。
本当に有難うございました。
演目は前座 柳亭明楽 『弥次郎』
昔々亭慎太郎 『松竹梅』
笑福亭和光 『手水廻し』
ー中入りー
昔々亭慎太郎 『はてなの茶碗』でした。
明楽さんは慎太郎師匠の落語会の手伝いに度々来てくれて
良く知ってはいたのですが高座を見るのは初めてでした。
独特の雰囲気を持っていて将来が楽しみの若手噺家さんです。
和光さんは二つ目の方なのですが
真打のような安定感のある高座で
いつもの寄席と同じく今回もお客様を爆笑の渦に。
鶴光師匠譲りの明るい高座で見ていて本当に楽しくなります。
しかし上方落語の和光さんではありますが
ナント生まれは栃木県なんですよ。
終わってから和光さんに「栃木なまりは出ないのですか」と聞くと
「全く出ませんねぇ。でも僕の関西弁もホンマの関西弁ではないですからねぇ。」
と言っていました。
私が「和光さんは栃木、東京、関西の三ヶ国語が話せるですね。」
と言ったら
「三ヶ国語って」と関西風の突っ込みをしていただきました。
そして慎太郎師匠です。
『松竹梅』は初めて聞きました。
師匠はカラオケも好きではないしあまり音楽に興味がないのでこの噺はどうかなって思ったのですが
後半のたたみかけもバッチリで聞き心地満点でした。
『はてなの茶碗』はネタおろしで
三週間ほど前に他の落語会の打ち合わせの帰り
師匠に「『茶金さん』をやったら合うと思うんですけどねぇ。東京でもやってる方少ないし。」
と言ったら今回までに仕上げられました。
時間の少なさもさることながら
出来の良さにもびっくりです。
毎回この会の最後に書いていますが
今回も100名のお客様に来ていただき、
背もたれ付きの椅子がなくなり、
丸椅子に座っていただくお客様が多くいらして本当に心苦しい状況になりました。
会を追うごとにお客様が増えていくという嬉しい悲鳴の代わり
ご迷惑をおかけするお客様増えるのも事実です。
本当にのんびりした良い落語会なので続けていきたいのです。
しかしこんなことを書いたり悩んでいても
来ていただいたお客様から中入りのときに
「次回のこけし屋落語会はいつなの」と問い合わせ多数のため
早々と次回は2月3日に決定しました。
お客様にご迷惑をかけないように
いろいろ次回まで師匠と対策を考えますのでよろしくお願いします。
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