ネコ好きの方、悪ネコ紅梅を可愛がってくださった方、ゴメンナサイ、ネコを早くも飼ってしまいました。

皆様に怒られるのは重々わかっています。

でも私の言い訳を聞いてください。

２４日クリスマスイブ、紅梅のお墓参りに深大寺に行きました。
昼過ぎにお墓参りが終わったため
冷やかしで四谷でやっている
ネコ譲渡会に行きました。

会場に入る前に私はウチの怖い嫁に
「ネコは当分飼わないから見るだけね」と言いました。

会場に入ると今年最後の譲渡会ということもあるのでしょうか
想像していたよりもネコの数が少なく
チョット見て帰ろうかと思っていたそのとき
一匹のネコが私を見てシャーと叫びました。
見ると紅梅そっくりな子が私たちを威嚇してきました。
私たちはそれを見てもう涙目です。

私は紅梅が亡くなった時に怖い嫁に
今度ネコを飼うなら
１、キジトラは飼わない
２、気性の荒い子は飼わない
３、黒いネコを飼う
というのを宣言していたのですが
この子を見たとき、そんなことは吹き飛んでしまいました。
この子は私たちに向かってシャーシャー言いまくりです。
まるで紅梅が乗り移ったかのようでした。

そしてここにこの子がいる原因というのが
生活保護を受けている方の飼っているネコが
子供を生み、その子供たちの面倒をみることが出来ないので
ネコを捨て近くの方が保護したそうです。

これを読み、もう私たちが飼わなければという気持ちになりました。

しかしこの文章には続きが。

『姉妹で飼ってくださる方が条件です。』の一文が。

隣のゲージを見ると少し薄い色のこれまたトラネコがいました。
手を差し伸べるとこの子が人懐っこい子で可愛さ満載でした。

抱っこしてみますかと主催の方が言ってくださり
抱っこしたらもうたまりません。
ウチの怖い嫁も
「抱っこしたらダメだね。あなた達、うちに来る？。」
と聞くと、人懐っこい子が「ア～」と鳴きました。
もうこれで決まりです。

言い訳させてください。

ネコをお金を出して飼うのではなく
困っているネコを飼うこと。

今回の紅梅の闘病を経て
ネコを飼う大変さや素晴らしさを認識しているので
この子達を絶対に幸せにする自信があること。

そしてこの子達はウチにしかこれないこと。
（紅梅に似た子が人懐っこくないので貰い手が出ないこと、
　二匹一緒に飼わなければいけないこと）


ウチの怖い嫁が帰りの車の中で言いました。
「これはもしかしたら紅梅がくれたクリスマスプレゼントかもね。」

皆さんお許しください。