27日浅草新春歌舞伎、28日柳家三三独演会(中野ゼロ小ホール)に行ってきました。


毎年、1月は歌舞伎を見に行きます。
歌舞伎を見に行かないとウチの怖い嫁が
さらに怖くなるので必ず行きます。
今年は市川海老蔵が久しぶりに
浅草新春歌舞伎に出るということで
浅草を選択しました。
いや~海老蔵良かった。
『毛谷村』のオトボケも素晴らしかったのですが
やはり『勧進帳』は素晴らしい。
成田屋の十八番にふさわしい凄い芝居でした。
ウチの怖い嫁とこんなに凄いものを見せられたら
チョットくらいの暴力沙汰なんか
大したことないように思えると話しました。
そしてこの日が千秋楽ということもあって
成田屋伝統の『睨み』をやってくれました。
新春にこの『睨み』を見ると一年間風邪を引かないそうなのですが
私は次の日風邪を引きました。
嫁からは
「相変わらずバカだねぇ。」と言われました。
まぁこんなに凄いものを見せてもらったので良いのですが。
さて次の日、風邪引きではありましたが
毎回楽しみにしている三三師匠の会です。
前座の三木男さんも上手くなりました。
やっぱり血統なんですかね。
一つ目の『しの字嫌い』のテンポの良いこと。
惚れ惚れしますねぇ。
また歯切れの良さも素晴らしい。
二つ目の『三人無筆』も良かったぁ。
三三師匠は『しの字嫌い』や『三人無筆』のような
少し短めのな噺は素晴らしいですね。
今、噺家の中で一番上手いのでは
と思うくらい素晴らしい。
中入り明けは初めて聞く『三味線栗毛』でした。
滑稽噺が続いたので最後は重いのかなぁと
ウチの怖い嫁と話していたら
軽い人情噺でした。
しかし三三師匠はこんなに難しい噺を
簡単に演るんですねぇ。
凄いなぁ。
しかしウチの怖い嫁とも話したのですが
前回、今回と滑稽話が続いているので
次回は人を殺めたり騙したり、
また人格が大きく曲がった人間の嫌なところ剥き出しな
三三師匠が見たいと思いました。
私たち夫婦、おかしいでしょうか。
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