昨日、中野ゼロホールで柳家三三独演会を見てきました。

7月の夏公演は歯の治療の直後で
ものすごく痛くて行くことができなくて
今回は何が何でも行きたかった公演でした。
今回もネコが病気で苦しんでいたので
無理かなと思ったのですが
調子が良かったから行くことをを決めました。
(ネコについては後ほど書きます)
こんなときこそ笑うって大事なんですよね。
さて喜多八師匠のお弟子さんの柳家ろべえさんから幕開きです。
ろべえさんは初めて見たのですが喜多八師匠そっくりでビックリ。
マクラも二つ目なのにすごく面白くてこれまたビックリ。
『お菊の皿』も最近はものすごくくずして演る方のばかりを見ていたので
かえって新鮮に感じてとても良い高座でした。
そして三三師匠。
三三師匠の『錦の袈裟』は初めて聞いたのですが
与太郎が可愛くてとても楽しい高座でした。
『意地くらべ』も初めてだったのですがいいですねぇ。
登場人物が全て際立っていてとても良い高座でした。
サゲもさっぱりしてこういう高座は大好きです。
そして中入り明け、まさかの『妾馬』です。
9時を過ぎていたので大ネタはないだろうと思っていたのですが
八五郎が出てきて『妾馬』とわかってビックリしました。
帰りは遅くなるのは確実だったのですがうれしい悲鳴です。
三三師匠の八五郎って悪い人間像の中に温かみがあるんですね。
殿様とのやり取りもハラハラ感があって楽しいです。
今回の三三師匠の三席は三席とも師匠の高座では初めて聞くので
本当に来て良かった。
次回は1月27日(月)です。
そしてなんと『鼠小僧』を演るそうなので
私は必ず行きます。
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