1月の3連休、京都に行ってきました。 京都冬の旅2015特別拝観 本法寺



次に行ったのが
なぜだか来たことがなかった『本法寺』です。
近くに何回か来たことがあるのにです。
そしてこちらといえば
私の大好きな大好きな『長谷川等伯』ゆかりのお寺です。
日蓮宗の信仰者だった等伯は
出身の能登からこの本法寺を頼って上洛したそうです。
銅像は若かりし頃の等伯です。
ずーっと見たかったので、いや~感動しました。
なので等伯筆の作品がもちろんありますよ。
等伯ファンなら誰でも知っている、
本法寺といえばそう等伯の『涅槃図』です。
この『涅槃図』は等伯の息子、久蔵の死をともらうために書いたといわれています。
(久蔵は智積院の国宝『桜図』を書いた後、若くして亡くなりました)
中段右には泣き崩れている等伯自身も書かれています。
そしてこの『涅槃図』はとにかく大きい。
拝観させていただける施設は
この『涅槃図』を見せるためにおそらく作ったのでしょう。
ちなみに本物は年に数回しか見られません。
今回もレプリカでした。
私は本物を東京国立博物館での『長谷川等伯特別展』で見ました。
この時は大きすぎて置ききれなく、
裾を曲げての展示でした。
この展示施設でぜひ一度、本物の『涅槃図』を見てみたい。
そしてこちらの見所はもうひとつ。
琳派を作った中心人物、
本阿弥光悦作庭の『巴の庭』があります。
こちらのお庭もいろいろな仕掛けがあって素晴らしいお庭でした。
今回は時間がなく2箇所しかいけませんでしたが
『頂妙寺』には行きたかったなぁ。
俵屋宗達筆の『牛図』、運慶作の仏像は見たかった。
お時間のある方は見たほうが良いですよ~。
これにて今回の旅の報告は終わります。
興味のない方には苦痛極まりなかったことをお詫びします。
少しでも皆さんの何かのお役に立てたのなら幸いです。
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